僕のコーチング、この1年。そして1歩、前に進めた。
チームのサポートコーチとして関わり始めて、1年が経った。
それまでの僕は、地区トレセンや県トレセン、地区・県協会の活動にも関わっていたが、次第に違和感を抱くようになった。
「指導者の理想に選手を当てはめていないか?」
「サッカーは“教えてもらうもの”になっていないか?」
「教えることが、教え込むことになってはいないか?」
そんな疑問が積み重なっていた。
だからこそ、今のチームでは『選手が主語になるコーチング』を大切にしてきた。
この1年は「コミュニケーション」「協力」「チャレンジ」を柱に、サッカーの原理原則や目的を丁寧に伝え、その時その場で必要なスキルを少しずつ積み重ねてきた。
理解には時間がかかる。
それでも焦らず、対話を重ねながら育ちを見守ってきた。
そんな中、選手たちが「QUGAチャンピオンズカップ U-9」に出場した。
僕の役割は、ウォーミングアップで頭と体を起こすこと、そして選手たちがまだ気づいていない視点をそっと手渡すこと。
伝えた言葉はただ一つ
「全員がゲームに出場して、みんなで勝とう!」
すると選手たちは、自分たちでポジションや交代タイミングをあーでもない、こーでもないと話し合いながら決めていった。
まとまっていないようで、でもちゃんとまとまっている
そんなU-9らしい、不思議で微笑ましい“チームのカタチ”がそこにあった。
一緒に参加していた那覇ガールズが出場しているゲームでは、自分たちのゲーム以上に大きな声で応援し、仲間への関わりを楽しんでいた。
自分たちのゲームでは、オウンゴールでの失点から始まる展開にも動じず、協力して逆転勝利するゲームもあったり
「ここで勝ったチームが優勝する」
そんな緊張感のある最終戦も制して、全員出場・全勝優勝!
プレーの内外で、子どもたちの“育ち”が確かにあった。
ローカルの大会だけど、この経験は、選手たちにとっても僕にとっても、大きな意味を持つものだった。
そして僕は確信できた。
「このコーチングは、間違っていない」
選手たちと共に過ごした1年と、この大会がひとつの通過点になった。
そして、これから次のステップに向けて、また歩き出す。