サッカーあそび

キッズサッカープロコーチが、あそびと学びがつながる場を、こどもたちと共につくる。

PlayneDays #004:仲間とつながるって、むずかしい。でも、それはきっと最初の一歩から。

ぶんちゃん

うまく仲間に入れない…」

「どうやって関わればいいのか、わからない…」

そんなふうに感じている子は、じつはたくさんいます。

「関わりたくない」わけじゃない。

でも、自分からどう動けばいいのか、ちょうどいい“きっかけ”が見つからない。

だから、なんとなく立ち止まってしまったり、声をかけられても、小さくうなずくだけになったりする。

まわりからは「やる気がないのかな?」って思われちゃうけど、心の中ではちゃんと「関わってみたい」という気持ちがあるんです。


イラスト:ポんチき(HP:ユルいろすけッチ より)


“サッカーをやらされてる”感じがするときもある


じつは、こういう子もいます。

サッカーが好きかどうか、まだ自分でもよくわかっていない。

でも「親がすすめたから」「お兄ちゃんがやってるから」

そんな理由でサッカーを始めた子も少なくありません。

サッカーが「自分のやりたいこと」じゃないと、プレーにも、仲間にも、なんとなく関わりづらくなる。

“自分ごと”になっていないと、気持ちが動かない。

それって、ちょっとさみしいけど、よくあることなんです。



大人が全部やってくれると、関わるチャンスが減ることもある


「サッカーをやりたいって言ったから、全力で応援してるんです」

そんなふうに言って、道具の準備も水筒のチェックも、ぜんぶ大人がやってくれる。

それは、ほんとうにありがたいし、うれしい。

でも、ぜんぶが整っていると、「〇〇貸して」「忘れたからちょっと見てて」みたいな友だちとのちょっとしたやりとりが、生まれにくくなるんです。

「ありがとう」「ごめん」「いいよ」

そんな言葉を交わす中に、仲間とつながるきっかけが、いっぱいある。

だからこそ、大人が少し“まかせてみる”時間も、きっと大事なんだと思います。



一人の“やってみる”が、空気を変える


人との関わりって、が動くのを待っているだけ」では始まりません。

たとえば、オニごっこ。


「オニやりたい!」って、最初に手をあげてくれる子がいないと、遊びが始まらない。ってみる!」って動いたら、空気がふっと軽くなる。「じゃあ、わたしも」「一緒にやろうよ」って、声が増えていく。


仲間とつながるって、そういう一歩の連鎖なのかもしれません。


仲間とうまく関われないとき、それは「やる気がない」んじゃない。

まだ、その子なりの“スイッチ”が見つかっていないだけ。


誰かが一歩ふみ出せば、風が変わる。


そして、いつかその子も、自分のタイミングで関わりはじめる。

だから、ぼくたち大人は、なさい」じゃなくて、をていねいにつくっていきたい。


今日も、こどもたちは探してる

その小さな理由が、仲間との時間を、少しずつ変えていくのだと思います。


PlayneDays #004:仲間とつながるって、むずかしい。でも、それはきっと最初の一歩から。

文:@ぶんちゃん+


PlayneDays #005は、5月23日に投稿予定です。

「サッカー=あそび」をテーマに活動してます。

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